訪問医療マッサージKEiROW鎌倉南ステーション
2021年05月31日
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の杉山瑞宜です。
梅雨に入ったわけではないのに雨の日が多く湿度が高くてダルさを感じる日が続いていますね。
こういう季節の変わり目は気圧や気温差の影響で様々な体調変化が現れます。
気圧の変化は関節痛や目眩、フラつき等で現れます。
気温差は特に寒さを強く感じると首や肩に辛さが現れ、暑さを感じることが多いと腰の痛みや重だるさが現れやすくなります。
暑さにより体が緩むことで骨盤の動きが大きくなり、腰に負担がかかることがあります。
骨盤の緩みが出ると、腰の重いような鈍いような痛みが現れやすくなります。
これは骨盤が緩み動くことにより、周囲にある神経が圧迫されるためです。
対処法は様々ありますが簡単な方法で腹式呼吸で体のバランスを整えるやり方があります。
ベッドに横になりおへその少し下の辺り(丹田)に手を置き、鼻から息を吸いながら丹田を膨らませ、口から息を吐きながら丹田をへこませます。
それを繰り返すことで体のバランスを整えると、腰への過度な負担が減ります。
また、体を動かす際には丹田に力を込めながら動かしましょう。
体には沢山の筋肉がありますが、基本的には単一ではなく、連動しながら動かしています。
その大元の原動力とも言える場所がこの丹田になるのです。
この場所を上手く利用してあげられると、どんな動きでも力が発揮しやすく負担が減ります。
身体の不調には適度な運動やマッサージも効果的ですのでお気軽にご相談ください。