油断をすると起こる脱水症に注意しましょう!
こんにちは!
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師の今岡です。
脱水症とは、体内の水分量(体液)とミネラル(電解質)の一つであるナトリウム(塩)が不足している状態を言います。
体液は、体の60%を占める水分とミネラル(電解質の一つ)、タンパク質で構成されています。
《脱水症状の一般的な兆候》
・口喉の渇き。 ・口内のねばつき。
・ふらつき感や頭痛。 ・疲労感。
・集中力の低下。 ・尿量の低下。
・涙が出ない。 ・肌の乾燥。
・意識がはっきりしない。 ・呼吸が速くなる。
・痙攣。 ・涙が出なくなる。(赤ちゃん)
・三時間以上、おむつを濡らさない。(赤ちゃん) 等
上記の症状が現れたら、要注意です。
脱水症状が現れたら、できるだけ早く処置をしないと重篤な状態となります。
食事や水分の摂取量が減りがちな高齢者に多く発症しやすいです。
(理由)① 加齢に伴い、食欲の減退や食べ物を飲み込む嚥下機能の障害により水分摂取が減ってきます。
② 低下する内臓機能も要因になります。
例:腎臓の機能が低下すると、塩分濃度が調整できなくなります。
(予防)① 定期的に水分補給をするようにしましょう。
② 本人が喉の渇きを自覚していないことがことが多いので、周囲から声かけをしましょう。
③ 起床時、入浴後などに積極的に水分を摂取しましょう。
④ 好みの飲み物や食べ物で水分補給しましょう。
例:フルーツ・ゼリー、水ようかんなど。
⑤ 塩あめなどで塩分摂取、糖分が補給できるものと一緒に飲むと効果があります。
暑い夏に向けて油断をせずに、水分をしっかり摂取しましょう!