訪問医療マッサージKEiROW鎌倉南ステーション
2021年03月13日
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の杉山瑞宜です。
新型コロナの予防策でマスクを常時着用するようになり1年が経ちました。
眼鏡をしているので耳への負担や曇り止め等季節毎に色々悩みが出てきますが、色々試して答えが出る頃には季節が終わっていたり…
特に冬場は乾燥するので口腔ケアも大事になります。
マスク常時着用による乾燥や緊急事態宣言による外出自粛等のストレスにより唾液量が減少する事でドライマウスになる方も少なくありません。
唾液には汚れを流し去ったり、食べ物を唾液と混ぜて飲み込みやすくしたり、口腔内の傷が治りやすい状況にする作用があります。
唾液を分泌させる方法としては水分補給や食べる時に美味しそうだなと思ったりして唾液腺を刺激したり、顔をマッサージする事が効果的です。
唾液腺のマッサージは耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)などの大唾液腺と呼ばれる分泌腺を刺激することによって唾液を促します。
耳下腺は耳の前の頬部から耳の穴の下辺りをゆっくり円を描くように、顎下腺は下顎の骨の内側の左右を骨に沿って軽く撫でるように、舌下腺は舌の真下辺りを親指の腹で優しく押し上げるように。
指の腹や面を広くして気持ちいい程度に圧をかけて押してください。
何事も適度に行う事が効果的ですので、分からないことなどお気軽にご相談ください。